2024年9月2日付けの日本における報道について
デイリー新潮に掲載された記事の件に関して、トレーニングモードのソフトウェアの不具合により、当社の一部車両で時速20km/hを超えて電動アシスト最高速度24km/hまで走行が可能となっていたことが判明いたしました。大変ご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます。
この現象は、車両走行中にトレーニングモードをオンにし、その後走行中さらにオフにした利用者に限り発生したものです。対象車両の走行が終了して返却された後は、車両の最高速度は自動的に20km/hにリセットされました。なお、対象車両の走行中に利用者が再びトレーニングモードをオンに戻した場合、最高速度は12km/hに戻されました。
この不具合は、ユーザーがトレーニングモードをオンにした後、乗車中にその機能をオフにした場合にのみ発生したことを確認いたしました。当社は、日本国内での利用データに基づき、最高速度に関するその他の意図しないエラーが発生していないことを確認しております。
日本の法令規制に従い、当社の車両は最高速度20km/h、歩行モードでは6km/hに設定されております。加えて当社は、車両の使いやすさと安全性の向上に寄与する目的で、初心者や高速走行が苦手な方でも安全に乗車方法を学べるように、数年前に車両速度を12km/hに制限するトレーニングモードを開発し、世界の多くの都市で利用されております。当社は日本のユーザーに当社の車両に慣れていただくことを目的とし、公的な性能等確認を受けた後にトレーニングモードを追加しました。
9月2日以降、当社は既にトレーニングモード機能を停止し、当該機能にかかるソフトウェアの修正を十分に検証し、その有効性が確実に証明されるまで当該機能を無効にしております。また、今後も引き続き警察庁や国土交通省と連携して調査を進めてまいります。
この現象によりご不便をおかけしてしまったユーザーの方に関しましては、アプリの問い合わせ窓口から 当社にご連絡ください。